甲子園最終戦。 応援するって難しい?!

名刺コンサルの日々

名刺の使命

2010年10月01日

昨夜、小雨模様の中、甲子園球場に行ってきました。

甲子園での試合は今シーズン最後となります。

同時に矢野捕手の引退試合。

「39」の背番号のユニフォーム姿の息子と観戦です。

 

 

 

息子は中一で、この4月よりバスケットボール部に入部。

土日関係無しの練習に、来シーズンは観戦に付き合ってもらえそうにないです。

 

 

 

そんな郷愁にむせぶ心境の中の観戦でした。

 

 

 

 

試合内容はご存知の通り、

2点リードで9回、好投の久保から球児へ。

いきなりのフォアボール二つ、その後、村田の逆転弾!

 

 

試合はそのまま終了。

 

 

ドラゴンズに「M1」が灯りました。

 

 

 

ライトスタンドはエライ事になってました。

 

「真弓~、土下座せ~」

 

「球児出さんと久保田出せ~」

 

「矢野、出さんか~」

 

「村田、空気読め~」

 

 

 

後ろの席の年配のご夫婦も罵声を、声を嗄らせて大声を上げていました。

 

 

わかるよ!気持ちは!!

 

 

でも、出場している選手は敵味方とも、

一球一打に必死で取り組んでる。

 

 

 

球児が矢野を想って必死に投げた球を、

必死な村田がホームランする!

両軍が勝利の為に全力を出すけど、そう簡単には勝てない。

これやから、興奮するし、応援するんちゃうん。

 

 

 

そのくせ、ライトスタンドは矢野には優しすぎるほど優しかった。

 

 

「矢野さん~、ありがと~~」

「真弓に代わって、来期、監督やってくれ~」

後ろの席の年配のご夫婦も、叫んでいる。

 

 

でも、真弓が引退する時も、

「真弓、ありがと~」って、言ってたんと違います?

 

 

ただ、ライトスタンドで、思った事を口にし、叫びに、

お金を払ってファンは甲子園に通う。

これも、よくわかるのですが・・・

 

 

 

ただ、ライトスタンドで私と息子は、耳の痛いヤジが飛ぶ度に、

目を見合せ、うなずいておりました。

 

 

 

本当のファンって、いい時は喜び、

悪い時は共に耐える! これじゃないでしょうか?

愛のムチや、批判も必要でしょうが、

現場で戦っている選手に向かって、叫ぶのはどうかと思う。

 

 

 

応援するって、難しい?!

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